民藝 山桜のレンゲ匙

一口の感動、ひとすくいの贅沢。民芸のレンゲ形木彫りスプーンが、どんぶりものやスープに、食卓に温かな芸術を運びます。

手作業で心を込めて削り出す、ひとつひとつが唯一無二の存在感を放つ民芸の木彫りスプーンです。

丁寧に厚板を削りだした山桜のレンゲ

スプーン部と持ち手の境界部分が深いV字は、ただの形ではなく、厚い木板をたっぷり削り深さを出した情熱の証。しっかりとしたみスプーン自体の存在感を感じさせます。
また、削りながらも常に重心とバランスを意識しながら、微妙な調整を繰り返し、手にしっくりと馴染む理想の形を追求しました。一つ一つ木の繊維や自然なクセを見極めながら削ることで、強度と味わい深さを両立させています。
口に触れる部分は、先端の角度や丸みを丁寧に整え、金属とは異なる心地よい温もりを感じます。お皿にコツっと当たる瞬間、優しく、そしてほっとするような触感も、あなたの食卓に自然のぬくもりを届けます。

製作者：木村工芸所

飛騨高山でひたむきにスプーンを削り続ける若手作家、木村氏。彼の手で生み出されたスプーンは、すでに約700本にも上ります。一刀ごとに込められる真摯な思いは、まるで仏道の修行を彷彿とさせるほど。作れば作るほど、彼のスプーンが放つ独特の温かみと個性は増していき、未来の彼の作品をもそっと期待を抱かせる、そんな魅力あふれる作家です。

■DETAIL

素材：山桜

サイズ:180×40×28  重さ:Around 10g

お手入れの方法

高温のお湯につけ続ける、食洗機での利用はお控えください。